Businessぷらら終了 解約方法と注意点

１.回線だけ残す？全部解約？失敗しないための完全ガイド

2028年で提供終了となる Businessぷらら。
「どうやって解約したらいいの？」「回線は残すべき？」と迷うお客様が非常に多い状況です。

　本記事では、解約の正しい手順、 回線を残す/全部解約する判断基準、解約前に絶対やるべき注意点をわかりやすくまとめています。

▶解約申込書

2. まず最初に確認すべきこと

3. 解約に必要なもの

スムーズに手続きを進めるために、次の情報を準備しましょう。

• ぷらら会員ID（英数字）
• 加入中のプラン名
• 契約者名（法人名）と担当者名、連絡先

IDは請求書・開通通知・契約メールなどに記載されています。

▶解約申込書

4. 解約方法は2種類

【方法①】電話で解約（最も確実）

法人の場合、電話が最も早く確実です。

• 本人確認
• 契約内容の確認
• 解約希望日（基本は当月末）

を伝えれば受付完了になります。

【方法②】書面（ＦＡＸ送付）の解約

電話すると、解約届 をメールで送ってもらえる場合があります。
記入・押印し、PDFで返送すると手続きが進みます。

▶解約申込書

法人契約では、書面が必要になるケースが一般的です。

5. 解約タイミングに要注意

＜例えば＞
4月1日に解約申請 → 4月末で解約となります。

また、ぷららだけ解約しても 回線料金（NTT）は残る 場合があります。
回線まで止めたい場合は、別途NTT東日本/西日本へ “フレッツ光 廃止” の手続き が必要です。

6. 回線は残す？全部解約？

ここが最も迷うポイントです。

▼ パターンA：回線は残し、ぷららだけ解約するケース

👉 ネットも固定IPも止まらない “無停止切替” ができます。

7. 解約前に「必ず」やるべき3つの注意点

① メールデータのバックアップ（必須）

ぷららのメールアドレスは
解約後 即利用不可
データの復元不可

特に Outlook を使っている場合、送信済みメール・下書きなどのローカルフォルダが消える可能性があるので注意。

② ホスティング（Web・メール）利用者はDNS切替が必要

これらは 解約するとその瞬間に停止します。

👉 必ず 新しいホスティングへ移行 → DNS切替 を行ってから解約しましょう。

③ 固定IP利用者は切替手順に注意

固定IPで接続している場合（VPN・録画カメラ・勤怠システムなど）
解約と同時にIPが消滅します。

👉 新固定IPの割り当て → 設定反映　この順番が必須です。

⇓　法人向けOCNbizオフィシャルサイトはこちら

7. ぷらら解約 → OCN乗り換えのおすすめフロー

停止時間ゼロで切替したい方には、以下の段取りが最適です

1. 現在利用中のぷららサービスを確認
2. 必要なOCNサービスを決める
3. OCNへ申し込み（最短・翌々営業日でID発行）
4. OCNの動作確認
5. ぷらら解約（当月末）
6. フレッツ光回線を残す or 廃止を選択

最もトラブルが少なく、多くの法人が選ぶ方法です。

8. 「個人向けぷらら」と「法人向けぷらら」の違い

📝 個人向け「ぷらら」

• 対象：家庭や個人ユーザー
• サービス内容
• フレッツ光や「ぷらら光」などのインターネット接続
• PPPoE方式による接続（従来型）
• ぷららメールアドレス（@plala.or.jp）
• 個人向けオプション（ホームページサービスなど）
• 終了予定
• 「ぷらら光」は2026年5月から「ドコモ光」「OCNインターネット」へ統合
• メールアドレスも2027年3月末で終了予定

🏢 法人向け「BUSINESSぷらら」

• 対象：企業・団体・学校など法人契約者
• サービス内容
• フレッツ光対応コース（固定IP・動的IP）
• IPoE対応コース（高速・安定通信）
• 固定IPアドレス提供（VPN、監視カメラ、サーバー運用に必須）
• 法人向けメールサービス（独自ドメイン対応）
• ホスティングサービス（ビジネスサーバ、ホームページ）
• セキュリティ対策（ウイルスバスター、アンチマルウェア）
• IP電話サービス（ビジネスぷららフォン）
• 終了予定
• 全サービスは2028年3月31日で終了
• メールサービスは2026年8月31日で終了

9. まとめ

「Businessぷらら」の解約は、「回線とプロバイダが別契約」という仕組みを理解していないと混乱しやすい手続きです。

• 回線を残すのか
• OCNへ乗り換えるのか
• ホスティングや固定IPはどうするか

この3つを整理すれば、解約で失敗することはありません。

ECH.