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ぷららクロスIPoEからOCNクロスIPoEへ安全に乗り換える方法

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切替時の注意点とおすすめ手順をわかりやすく解説
Businessぷらら一部サービス終了に伴い、OCNクロスIPoEへの乗り換えを検討される方が増えています。しかし、IPoE接続はPPPoE接続と違い、切替に時間がかかることもあり、「ネットが使えない期間ができてしまうのでは?」と不安に感じる方も多いのではないでしょうか。 この記事では、ぷららクロスIPoEからOCNクロスIPoEへ安全に乗り換えるための手順と注意点を、初心者の方にもわかりやすく解説します。

※重要なお知らせ
ぷららクロスIPoEをご利用中のお客様は、サービス終了後も自動的に他社へ切り替わることはありません。ぷららの解約手続きは、お客様ご自身で行う必要があります。
OCNクロスIPoEへの乗り換えをご検討の際は、契約形態に応じて手順が異なります。

ぷららクロス(アンバンドル型)をご利用の方は、ぷららの解約申込を先に行い、廃止日を迎えた後にOCNの新規申込を進める必要があります。
本記事では、乗り換え時の注意点や安全な手順をわかりやすく解説しています。

ぷらら光クロス with フレッツ(セット型)をご利用の方は、OCNの新規契約を先に進めたうえで、ぷららの解約を行う「並行契約」がおすすめです。

本記事では、乗り換え時の注意点や安全な手順をわかりやすく解説しています。

1. ぷららクロスIPoE受付終了の背景と影響

ぷららはNTTグループのプロバイダとして長年親しまれてきましたが、2025年以降、IPoEサービスの段階的な受付終了が発表されいます。これにより、ぷららクロスIPoEを利用していたユーザーは、他のIPoE対応プロバイダへの乗り換えが必要になります。

ぷらら光メイト(クロス) with フレッツ・ぷらら光セット(クロス)の受付終了について | 2024年のお知らせ一覧 | ぷらら

ぷらら光クロス with フレッツをご契約中のお客様へ
2024年3月31日をもって、ぷらら光クロス with フレッツの新規受付・コース変更は終了しました。現在ご契約中の方は継続利用可能ですが、他社への乗り換えやサービス変更を希望される場合は、お客様自身による解約手続きが必要です。
特に、アンバンドル型(ぷららクロス単体)をご利用の方は、ぷららの解約申込をしてからOCNクロスIPoEなどの新規申込を行うことをおすすめします。
解約はぷらら会員サポートページから行えます。詳しい手順は本記事内の「乗り換え手順」セクションをご参照ください。

契約形態状況解約手続きの必要性
ぷらら光クロス with フレッツ(セット契約)受付終了済み解約はお客様自身で必要
ぷららクロス(アンバンドル/プロバイダ単体)継続利用可能OCNへ乗り換える場合は解約+新規申込が必要

🔄 ぷららクロスIPoE → OCNクロスIPoE 切り替え手順まとめ表

契約タイプ回線の契約状況推奨手順手続きの流れ注意点
① アンバンドル型(ぷららクロス単体)回線=NTTフレッツ、プロバイダ=ぷらら旧契約の解約を先に行う①ぷらら解約申込(廃止日指定)
②廃止日以降にOCNクロスIPoE新規申込
③MAP-E対応ルーターで接続設定
・旧契約が残っているとOCNが認識されない
・廃止日〜開通まで一時的に通信不可期間あり
② セット型(ぷらら光クロス with フレッツ)回線+プロバイダ=ぷららOCNを先に申し込む(並行契約)①OCNクロスIPoE新規申込(回線+プロバイダ)
②開通確認後にぷらら解約
③オプションやメール移行を完了
・フレッツ回線は継続利用可
・並行期間中は二重課金に注意
③ PPPoE(参考)従来型接続(ぷらら光ネクスト等)OCNを先に申し込む①OCN新規申込
②接続確認
③ぷらら解約
・PPPoEはID/PW認証なので重複契約でも支障なし

💡ぷららの契約が残っているとどうなる?

  • IPoEは「回線に紐づいた契約情報」で認証されるため、ぷららの契約が残っているとOCNのIPoEが認識されないことがあります。
  • その結果、OCNの開通が遅れる/失敗する/接続できないなどのトラブルにつながる可能性があります。
  • IPoE接続は「契約単位」で認識されるため、旧契約が残っていると新契約が開通できません。
  • **PPPoE接続は「セッション単位」**のため、旧契約を残しても影響が出にくいという違いがあります。
  • MAP-E対応ルーターを必ず準備。古いPPPoE専用機では接続できません。

📝 チェックリスト:乗り換え前に確認すること

ぷららの解約手続き完了
メールアドレスやオプションの移行確認
OCNクロスIPoEの申込完了
MAP-E対応ルーターの準備
OCN開通確認済み

ぷらら光クロス with フレッツの受付終了に伴い、契約中のお客様がOCNクロスIPoEへ安全に乗り換えるための「解約〜新規申込の流れ」を以下にまとめました。
公式発表によると、ぷらら光クロス with フレッツは2024年3月31日で新規受付・コース変更手続きが終了しています。

: ぷらら公式:受付終了のお知らせ

📌 解約手続きは自動では行われません。必ずお客様自身で申請が必要です。

2. IPoE接続とPPPoE接続の違いとは?

接続方式特徴セッション数接続方法混雑状況
PPPoE
従来型。IDとパスワードで接続
最大2セッション接続設定が必要夜間は混雑しやすい
IPoE
新方式。MAP-EやDS-Liteを使用

セッション不要
ルーターが自動接続混雑しにくく高速

ポイント:IPoE接続ではセッション数の制限がなく、常時接続型で快適です。

3. OCNクロスIPoEの特徴とメリット


OCNクロスIPoEは、最大10Gbpsのフレッツ光クロス回線に対応した高速インターネットサービスです。MAP-E方式を採用しており、IPv4とIPv6の両方に対応しています。

主なメリット:

  • 高速・安定した通信
  • セッション数の制限なし
  • OCNメールやセキュリティオプションが充実
  • NTTグループ内での乗り換えで安心感あり

4. セッションと回線の違いを理解しよう

初心者が混乱しやすいポイントですが、以下の図でイメージしてみましょう。

🧩 図解:セッションと回線の違い

[フレッツ光回線] ← 道路(物理的な通信インフラ

  ↑

[セッション] ← 車の通行枠(PPPoE接続時のみ必要

  ↑

[プロバイダ接続] ← OCNやぷららなど

  • 回線:NTTが提供する物理的な通信インフラ(光ファイバー)
  • セッション:PPPoE接続時に必要な「同時接続枠」
  • IPoE接続ではセッション数は関係ないため、契約単位での接続管理となります

5. 安全な乗り換え手順(並行契約のすすめ)

ぷららクロスIPoEからOCNクロスIPoEへ乗り換える際は、解約申込をした上でOCNの新規契約を進めることが重要です。

おすすめ手順

  1. OCN開通後にぷららクロスIPoEを解約
  2. 必要に応じてメールアドレスやオプションの移行手続き
  3. OCNクロスIPoEの新規申込み(回線+プロバイダ)
  4. MAP-E対応ルーターの準備(動作確認済み機種を選定)

※ご注意ください
従来の「フレッツ光ネクスト(PPPoE接続)」では、新しいプロバイダを先に申し込んでから、旧プロバイダを解約するという流れが一般的でした。これは、PPPoEがID・パスワードによる認証方式のため、複数の契約が同時に存在しても接続に支障が出にくいからです。

一方、IPoE接続(ぷららクロスIPoEなど)では、契約情報が回線に紐づいて自動認証されるため、旧契約が残っていると新しい契約が認識されず、接続できないケースがあります。

そのため、IPoEでは「旧契約の廃止申込を先に行い、廃止日を迎えた後に新規申込を進める」という、PPPoEとは逆の手順が推奨されます。

6. よくある質問とトラブル回避策

Q. MAP-E対応ルーターってどれを選べばいい?

→ OCN公式サイトに「動作確認済みルーター一覧」があります。NEC、Buffalo、YAMAHAなどが対応しています。

Q. OCNのIPoEは1契約で何台まで使える?

→ 基本的に1契約につき1ルーターが接続可能です。複数ルーターでの同時接続は不可。

Q. 切替中にネットが使えなくなることはある?

→ ぷららを解約してからOCNが開通するまでの間は、インターネットが使えない期間が発生する可能性があります。並行契約で回避しましょう。

7. まとめ:乗り換えは「重複契約」が安心

ぷららクロスIPoEからOCNクロスIPoEへの乗り換えは、セッション数の違いや接続方式の違いを理解することで、スムーズに進めることができます。特にIPoE接続では、契約単位での接続管理となるため、現契約を残したまま新規に申し込む「並行契約」が安心です

お客様対応の現場でも、こうした知識をもとに「不安を減らす提案」ができると信頼につながります。ぜひこのページを参考に、乗り換えサポートに役立ててください。

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