【ぷららエグゼクティブプラン終了と、さらに拡大する影響】
2025年9月30日、ぷららのエグゼクティブプランが終了しました。
ファイヤーバード(メールサーバ)やOutlook送受信に障害が出ており、法人業務への影響が広がっています。
さらに本日、NTTドコモより「ぷらら一部オプションサービス終了」の正式発表。
現在ご利用中の ぷらら光(光コラボ) は、新規受付がすでに停止しており、今後サービス改善や新しい付加サービスの追加は見込めません。むしろ段階的にオプションサービスが縮小されていく可能性があります。 そのため、今のうちに 同じNTTグループ系列である「OCN」+光回線 への移行をご検討いただくことをおすすめします。
今後終了予定の主なサービス
- プライベートドメインメール/ニックネームメール/メールフォワードHyper
→ 2026年2月28日終了。業務メールで利用している場合はアドレス移行が必須。 - GGGG光/ぷららフォン for フレッツ/ダイナミックDNS
→ 2026年3月31日終了。ネットワーク切替やVPN構成への影響が大きい。 - フリーチケット(複数メールアドレス)
→ 2026年3月末で割引終了。複数アドレスは有料化。
つまり、法人利用に欠かせないメール・固定IP・リモートアクセス関連が段階的に終了していくのです。
法人が直面するリスク
- 業務メールが使えなくなる
→ ドメインメールやニックネームメール利用中の法人は代替サービスへの移行が必須。 - 固定IP・VPNの利用停止
→ ダイナミックDNS終了により、リモートワーク・クラウド接続が断絶する恐れ。 - 050番号・VoIPサービスの廃止
→ 「ぷららフォン for フレッツ」は後継なし。電話番号維持が難しくなる。
解決策:「フレッツ光+アンバンドル」での再構築
今後も安定した業務環境を確保するためには、フレッツ光+アンバンドル型プロバイダ契約が最適です。
メリット
- 法人必須の固定IP・VPNが継続利用可能
- クラウド・電子申告・リモートアクセスの業務環境を維持
- 回線はそのまま利用、将来のプロバイダ変更も柔軟
Q&A:ぷららサービス終了に関する法人の疑問
Q1. 「メールは2026年2月まで使える」と聞きましたが、すぐに移行した方がいいですか?
A. はい。業務用メールは登録先変更に時間がかかるため、移行準備を始めるのが安全です。
Q2. 固定IPやVPNが必須ですが、ぷらら終了後はどうすればいいですか?
A. OCNアンバンドル固定IPやOCN for VPN ライトなど、法人向けの後継サービスに切替える必要があります。
Q3. 電話(ぷららフォン for フレッツ)は継続できますか?
A. できません。後継サービスが用意されていないため、固定電話や携帯回線への移行が必要です。
法人向けチェックリスト:移行前に確認すべき項目 ✅
・□ 現在ぷらら光(コラボ光)を利用しているか
・□ ひかり電話を継続利用するかどうか
・□ 新しいプロバイダで利用するサービス(固定IP/メール/VPN 等)を決めたか
・□ 社内システム(ファイヤーバード・Outlook設定・メールサーバ)に影響が出ないか確認
・□ ぷららマイページで 光回線再利用承諾番号 の取得準備
📌やることの流れ(おすすめステップ)
📌 やることの流れ(おすすめステップ)
ステップ1:新しいプロバイダ(例:OCN)に申込
- 利用したいサービスを選び、申込。
ステップ2:光回線再利用承諾番号を取得(ぷららマイページ)
- 「光回線再利用(出)手続き」で番号を取得。
- 事業者変更番号とは異なり、コラボ光をフレッツ光に戻す場合に使う番号です。
ステップ3:接続ID・パスワードを受け取り、ルータ設定を準備
- 書類が届いたら、切替日にすぐ使えるように事前に確認。
ステップ4:新プロバイダ申込時に光回線再利用承諾番号を伝える
- NTT回線を再利用して、フレッツ光+新プロバイダでの接続を準備。
ステップ5:切替日にルータ設定・動作確認
接続テスト、ひかり電話、メールの動作確認を行い、切替完了。
まとめ
- 本日、ぷららエグゼクティブプランが終了
- さらに、2026年にかけてメール・固定IP・電話関連サービスが段階的に終了予定
- 法人利用は「フレッツ光+アンバンドル」へ切替えることで業務継続が可能
待ったなしの状況です。今すぐ、自社のぷらら契約を確認し、移行準備を始めましょう。
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ECH.