2025年9月末、「ぷらら」の一部のサービスが終了します。
「今使っているメールはどうなる?」「プロバイダを変えないといけない?」――そんな声が、法人・個人問わず多く寄せられています。
特にコラボ光を利用している場合は注意が必要です。
コラボ光は回線とプロバイダが一体型のため、プロバイダだけを変更することができず、場合によっては回線ごと切り替えが必要になることがあります。
そこで注目されているのが アンバンドル(回線とプロバイダを分ける契約方式) です。
アンバンドルであれば回線はそのまま残して、プロバイダだけを自由に変更可能。ぷららのようなサービス終了でも、被害を最小限に抑えられます。
法人も個人も、安定したネット環境を確保するために、OCNアンバンドルが選ばれる理由がここにあります。
目次
アンバンドルとは?
- フレッツ光回線とプロバイダ契約を別々に行う方式
- コラボ光との違いは「契約と請求の一体化」
- 自由度が高く、固定IPやVPNなどの法人向け機能にも対応しやすい
アンバンドルのメリット・デメリット
| 項目 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| プロバイダ選択 | 自由に選べる/変更しやすい | 契約・請求が別でやや手間 |
| 法人向け機能 | 固定IP・VPN・ホスティングに対応しやすい | 個人利用では不要なオプションが多い場合も |
| サービス終了リスク | 回線は残してプロバイダのみ切替可能 | セット割(スマホなど)との相性は弱い |
| 長期利用の安心感 | 継続性が高く安定運用できる | 初期の契約がコラボよりやや複雑 |
コラボ光とアンバンドルの比較表
| 項目 | コラボ光 | アンバンドル |
|---|---|---|
| 契約形態 | 回線+プロバイダ一体 | 回線とプロバイダを別契約 |
| プロバイダ変更 | 回線ごと変更が必要 | プロバイダだけ変更可能 |
| 法人向け固定IP | 制約あり | 柔軟に対応可能 |
| 請求 | 一括請求でわかりやすい | 回線・プロバイダで別請求 |
| 長期利用の安心感 | 事業者依存が強い | 回線を残して柔軟に運用可能 |
よくある質問(Q&A)
Q. コラボ光からアンバンドルに変えるのは大変?
→ 同じプロバイダでの移行なら、回線はそのままで手続きもスムーズです。
ただし、他社プロバイダへ乗り換える場合は、回線の再手配や事務手続きが必要になるため、やや手間がかかります。
Q. 法人で固定IPを使う場合はどうすればいい?
→ アンバンドルがおすすめです。コラボ光では制約が多く、柔軟な運用が難しいです。
Q. 個人利用でもアンバンドルはメリットがありますか?
→ プロバイダを自由に選べるため、メール環境の安定や速度重視の方には安心です。
✅ コラボ光 → 他社アンバンドル型への移行チェックリスト(テキスト版)
- 現在の契約内容を確認する
・利用中のコラボ光事業者名
・契約期間や違約金の有無
・メールアドレスの継続可否など - 新しいプロバイダに申し込む
・フレッツ光対応のプロバイダを選ぶ
・申し込み時に「事業者変更承諾番号」を入力 - 事業者変更承諾番号を取得する
・現在のコラボ光事業者に連絡
・「事業者変更承諾番号」を発行してもらう(有効期限は15日間) - 必要なオプションを確認・選択する
・固定IP、IPoE、メールサービスなど - 工事の有無を確認する
・基本は工事不要
・設備状況や回線タイプ変更により工事が必要な場合もあり - メールやオプションサービスのバックアップを取る
・旧プロバイダのメールやサービスが使えなくなる可能性あり
・必要なデータは事前に保存しておく - 開通日・切替日を確認する
・新しい契約の開通日
・旧契約の自動解約日 - 契約書類や変更履歴を保管する
・後々の確認やトラブル防止のために記録しておく
まとめ
- コラボ光はシンプルで便利ですが、自由度・継続性・長期利用の安心感という点ではアンバンドルが優れています。
- ぷらら終了の事例からも、回線を残してプロバイダだけ切替できるアンバンドルは被害を最小限に抑えられる選択肢です。
- 法人・個人問わず、安定したネット環境を求めるなら、OCNアンバンドルを検討する価値があります。
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