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【クロス対応プロバイダのみ申込みたい!】IPv4は使える?

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OCN for 光クロスの「IPv4 over IPv6」で安心接続 ―

近年、光クロスへの切り替えが増加中

近年、法人様を中心に、フレッツ光ネクスト(1Gbps)から最大10Gbpsの**「フレッツ光クロス」**へ切り替えるケースが増えています。
社内ネットワークの高速化、クラウド業務の安定運用、テレワークの強化などを目的とされる企業様も多く見受けられます。

一方で、移行をご検討中のお客様から次のようなご質問を多くいただきます。

「IPv6対応の回線だと、今までのIPv4システムは使えないのでは?」
「社内VPNや固定IPの設定はどうなるの?」

本記事では、こうした不安をお持ちの法人様に向けて、
**OCN for 光クロスの接続方式「IPv4 over IPv6」**について分かりやすくご説明します。

IPv4 over IPv6とは? ― IPv4通信をそのまま利用できる仕組み

「IPv4 over IPv6(アイピーブイフォー・オーバー・アイピーブイシックス)」とは、
IPv6通信の中にIPv4データをカプセル化して送受信する技術です。

これにより、IPv6対応のみのフレッツ光クロスでも、従来のIPv4通信をそのまま利用できます。
たとえば、IPv4で構成された社内システム・VPN・クラウドサービスも、特別な設定変更なしで利用可能です。

OCN for 光クロスでは、この「IPv4 over IPv6(MAP-E方式)」を採用しており、
PPPoEを利用しなくても高速かつ安定した通信を実現しています。

フレッツ光クロスと光ネクストの違い(工事・設定面)

従来の「フレッツ光ネクスト」では、回線工事とプロバイダ接続(固定IP含む)を同日に実施することが可能でした。
しかし、光クロスでは仕組みが異なります。

回線工事完了後、NTT側でシステム連携(切替)作業が行われるため、
プロバイダ(OCNなど)がすぐに接続設定を行えない場合があります。

そのため、OCNでは光クロスの新規開通時に、
回線工事完了後2営業日程度の調整期間を設けています。

また、他社のクロス回線からOCNへお乗り換えいただく場合
システム切替のタイミングによっては、翌月初めからの利用開始となるケースもあります。

💡スムーズな切り替えのためのポイント

  • 回線工事日が確定したら、早めにOCNへご連絡ください
  • 他社クロスからの乗り換えは、月末・月初の切替制約にご注意
  • 固定IPやVPN設定を行う場合は、予備日(2営業日以上)を確保すると安心です

法人担当者様へのご案内例:
「光クロスは10ギガ対応の新しい仕組みのため、回線工事完了後すぐ通信が始まらない場合があります。
通常は5営業日ほどでOCNの接続が可能になりますので、あらかじめ余裕をもってご予定ください。」

OCN for 光クロス 技術概要

項目内容
対応回線フレッツ光クロス(最大10Gbps)
接続方式IPv6 IPoE(MAP-E方式)
IPv4通信IPv4 over IPv6で対応(PPPoE非対応)
対応ルータIPoE・MAP-E対応ルータ
特徴IPv4 / IPv6両方のサイトへアクセス可能、安定した高速通信
利用シーン社内VPN、クラウド接続、固定IP通信など

よくあるご質問(Q&A)

Q1. IPv4しか対応していない社内システムは使えますか?

「OCNのフレッツ光クロス対応プロバイダでは、IPv6による高速IPoE接続が標準ですが、『IPv4 over IPv6』という技術により、IPv4しか対応していない社内システムも問題なくご利用いただけます。この仕組みにより、従来のIPv4通信をIPv6網の上で中継することで、互換性を保ちつつ高速通信が可能になります。
ただし、IPv4 over IPv6に対応したルーターをお客様でご用意していただく必要があります。

動作確認済みのルータについてはコチラ

Q2. PPPoE接続は利用できますか?

いいえ。光クロスは10Gbps専用構造のため、PPPoEはご利用いただけません。
IPv6 IPoE対応ルータでの接続が前提となります。

Q3. 回線工事と同日に開通できますか?

光クロスの場合、回線工事後にNTTシステムの切替が必要なため同日開通ができません。
NTT工事終了後2営業日程度のちに開通が見込まれます。

また申請手続きについても最短で5営業日かかります。スケジュールに余裕を持ってご計画ください。

まとめ

フレッツ光クロスは、これまでの光ネクストと比べて通信品質が飛躍的に向上します。
一方で、工事・接続の流れやIPv6化に関して、従来との違いを理解しておくことが大切です。

OCN for 光クロスは「IPv4 over IPv6」方式を採用しており、IPv4通信も問題なく利用可能。
法人様の既存システムやVPN環境も継続してお使いいただけます。

ご不明点やお乗り換えスケジュールのご相談も承っております。
ぜひお気軽にお問い合わせください。

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