「OCNって、なんとなく聞いたことはあるけれど、So-netと比べてどうなの?」
そんな声にお応えするために、それぞれの良い点・気になる点を正直に比較してみました。
🔶So-net(コラボ光) vs OCN(アンバンドル) 比較パート
■1. 契約の自由度と将来性
比較項目 | So-net(コラボ光) | OCN(アンバンドル) |
---|---|---|
契約形態 | 回線とプロバイダが一体型 | 回線(フレッツ)とプロバイダが別契約 |
切替の自由度 | プロバイダを変えると回線解約も必要になる場合あり | プロバイダだけ切替可能、回線はそのまま使える |
将来の変更対応 | 切替時の手続きが煩雑になりやすい | 柔軟にプロバイダ変更・構成変更が可能 |
🔸コメント:
So-net光などのコラボ型は、最初はシンプルで便利に見えますが、いざ「固定IPが必要になった」「別のプロバイダにしたい」となったときに、解約や再契約、番号引継ぎ等で大きな手間が発生します。
OCNのようにアンバンドルなら、必要なときに“プロバイダだけ”変えられるので、将来を見据えたネットワーク設計が可能です。
■ So-net と OCNの比較
項目 | So-net(光コラボ型) | OCN(アンバンドル型) |
---|---|---|
良い点 | ・契約がシンプルで始めやすい ・長年の知名度と信頼 ・一部で固定IP提供あり | ・固定IPが柔軟に選べる(1個〜) ・法人向けサポートが全国対応 ・プロバイダのみの切り替えが可能 |
気になる点 | ・法人利用の情報が少なめ ・サポートがオンライン中心のプランも ・プロバイダ変更時に回線も影響する場合あり | ・プランの選定に知識が少し必要 ・自力設定が難しい場合はサポート依頼が必要 |
🔷どちらがあなたに向いている?
So-netが向いているのは…
- 個人契約をそのまま業務にも使いたい方
- ネットの利用がメールやブラウジング中心で、高度なネットワーク構成は不要な方
- 「今のところ不便はない」というライトユーザーの方
OCNが向いているのは…
- 今後、VPN・NAS・監視カメラ・クラウドサービスなどを使っていく予定がある
- 固定IPを活用したい、または既に導入中の法人・団体様
- 「いざというとき、電話で相談したい」「専門の人と話ができる安心感がほしい」
- 他社コラボ回線から**“プロバイダだけ”を柔軟に見直したい**方
🔷「プロバイダだけ変更できる」安心感
So-net光などの「コラボ光」は、プロバイダと回線がセットになっている分、解約や変更がやや面倒になることがあります。
一方、OCN(アンバンドル型)は、フレッツ光の回線を残したまま、プロバイダだけ切り替えることができるので、手続きもシンプルです。
今は小さな差でも、
数年後、「もっと早く見直せばよかった」とならないように。
法人だからこそ、“構成の柔軟さ”と“サポートの手厚さ”を重視してみませんか?
🔷法人向けOCN for Bizのご紹介
OCNでは、法人様向けに以下のようなサービスをご用意しています。
- ✅ 固定IP(1個/8個)プランあり
- ✅ 全国対応のサポートセンター
- ✅ サーバ利用やVPN構築も相談可能
- ✅ 選挙事務所・医療法人・建設業など、多様な業種で導入実績あり
🔷OCNへの切り替えステップガイド
~ 他社プロバイダからOCNへスムーズに移行するために ~
■ ステップ①:現在の契約状況を確認する
まずは以下の2点をチェックしましょう:
- 🔹 回線の種類:「フレッツ光」か「コラボ光」か?
👉 回線とプロバイダが一体型なら「光コラボ」、別々なら「フレッツ光」 - 🔹 プロバイダの契約内容:契約期間、違約金の有無、固定IPの有無など
👉 ポイント:
So-netが「光コラボ型」の場合は、プロバイダだけの変更ができないケースが多いため、回線の切り戻し(アンバンドル化)が必要になります。
■ ステップ②:OCNのプランを選ぶ
以下の観点からOCN for Bizのプランを選定します:
選定ポイント | 選べるオプション例 |
---|---|
固定IPの有無 | 固定IPなし/1個/8個など |
使用目的 | メール送信/VPN接続/監視カメラなど |
サポート体制 | 法人向け電話サポート・訪問設定などの有無 |
■ ステップ③:お申し込みと開通手続き
- OCNのプロバイダ契約申し込み
- 固定IPやオプションの申請
- (必要に応じて)回線の切り戻し手続き(光コラボ → フレッツ光へ)
- 設定資料の送付・開通案内
👉 切り戻しが必要な場合は、NTT東西への申請が別途必要になります。
この作業も代理店がサポートしてくれるケースが多いです。
■ ステップ④:設定作業・機器の変更
- ルーター・ONU等の設定変更(IPアドレス/DNSなど)
- メール設定の変更(必要に応じて)
- VPN・カメラなどの再構成(固定IPを使う場合)
👉 設定が不安な場合は、訪問サポートや遠隔設定サービスも利用可能です。
■ ステップ⑤:旧プロバイダの解約を忘れずに
OCNでの接続確認ができたら、旧プロバイダの解約手続きを行いましょう。
- 契約解除のタイミングに注意(違約金/月末解約など)
- メールアドレス等のデータバックアップも忘れずに!
✅まとめ:切り替えの不安は“見える化”で解消
切り替えはやや手間もありますが、
- どのサービスが必要か明確にし
- 手順をひとつひとつ進めていけば
しっかり移行できます。
特に法人利用では、
“あとから拡張できる構成”を今のうちに整えることが重要です。
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