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午後2時、一斉値下げ指令。ぷららからOCNへ~お米の価格改定に潜む“固定IP”の選択~

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「午後2時になったら一斉に“価格更新ボタン”を押してください」

ある日の午後、小売チェーンの本部から20店舗に向けて発せられたのは、たったひとつの“指令”。
物価高に敏感なお客様に向けて、お米の価格を一気に下げる作戦です。

「近所の〇〇店がもう値下げしてた」
「SNSで見たけど、うちはまだ?」

そんな声が飛び交う時代に、ほんの数分のタイムラグが命取りになることも。
そのとき、通信インフラの安定性が“価格改定の成否”を左右していたとは、あまり知られていません。

■「価格変更できない!?」動的IPの壁

当初、このチェーンではぷららのインターネット回線を利用していました。
しかし、店舗によっては「在庫管理システムに入れない」「更新エラーになる」といった声が。

原因は**IPアドレスが接続のたびに変わる“動的IP”**にありました。

本部側で、特定のIPアドレスからのみ管理画面に入れるようセキュリティ設定をしていたため、IPが変わると認証できず、アクセスエラーに。
店舗スタッフは焦るばかりで、肝心の値下げ指令も実行できずじまい。

■選んだのは「OCN固定IP」、その決め手とは

トラブルを受けて、通信環境の見直しを図った結果、選ばれたのがOCN for VPN固定IP(IPoE)プラン

  • 接続先システムに常に同じIPでアクセスできる
  • 混雑に強いIPoE接続で、通信も安定
  • 回線はそのまま。プロバイダ変更だけで導入可能
  • 事前にOCNと併用できる期間があるので切り替えも安心

この決断が功を奏し、次回の一斉値下げでは全店舗が“同時反映”に成功。
「今回、通信でトラブルなかったですね」と笑顔が戻ったのです。

■実は見落としがち? 通信インフラの“今こそ見直し時”

ぷららサービス終了をきっかけに、あらためてプロバイダを選び直す店舗も増えています。
今回の事例のように、通信の仕組みが業務のスピードを支えていると気づくことが、新たな一歩につながるのかもしれません。

💬 よくあるQ&A

Q1:動的IPだと何が問題なの?
A:IPアドレスが接続のたびに変わるため、セキュリティ上「許可されたIPからしかアクセスできない」設定がされている場合、システムに入れないことがあります。

Q2:固定IPなら絶対に安定しますか?
A:IPアドレスが固定になることで接続の安定性は高まりますが、接続方式(PPPoE/ IPoE)やルーターの性能も重要です。OCNのIPoE固定IPは、混雑しにくくおすすめです。

Q3:ぷららを使っていても、回線を変えずにOCNにできますか?
A:はい、ぷららもOCNもフレッツ回線を利用しているため、回線そのままでプロバイダのみの切り替えが可能です。

Q4:切り替え時にネットが止まったりしませんか?
A:OCNでは、ぷららと**併用できる期間(約1~2週間)**があるため、事前にテストや準備ができ、業務を止めずに移行できます。

Q5:OCN固定IPの導入は時間がかかりますか?
A:すでに回線がある場合、最短1週間程度で利用可能。お急ぎの場合は、導入スケジュールを早める相談も可能です。

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